松本自然農園

無農薬・無化学肥料の野菜を販売。愛知県豊田市。野菜のこと、畑のこと、農園主の日常、なんでも公開。後悔なし。

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ハウスの中は春か夏か

準備ができると種を播きたくなるのが世の常。
畑ではそんなにやることがないので、寒いとついついハウスに来てしまいます。
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まだ少し早いと思ったのですが今年の育苗を開始しました。
キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、パパイヤです。
育苗用土に不安があるので失敗しても取り戻せるように早めに種を播いてみたということもあります。

昨年と比べて若干の修正を加えながら、なんとか良質な苗を育てられるように手をかけていこうと思います。
トマト、ナス、ピーマンのようなポットで育てる苗に関してはそれほど失敗しないのですが、キャベツやブロッコリーなどをセルトレイで育てるのは苦手なので、そのあたりを改善したいですね。
あとパパイヤ。
毎年失敗して「もーやらね」と言っているのに今年も種を播いてしまいました。
しかもその数、120粒。
全部発芽して、全部うまく育苗できたらどうするの?
もちろん育てます。
秋口にはパパイヤが野菜セットに・・・毎年そんな夢を見てるんだけどなぁ。
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石の上にも一万時間

一万時間の法則」というものがある。
どんな職種でも一人前になるためには一万時間以上の訓練が必要だという目安です。
若くして一流と呼ばれている石川遼さん、浅田真央さん、宮里藍さん、辻井伸行さん、など世に認識されるようになるまでには幼いころからの長い訓練があると言います。
その時間が一万時間以上。
1日3時間の訓練を毎日10年間続けると一万時間に達します。
1日6時間なら5年間。

今の農業という仕事をはじめたのが2005年。
他の仕事もしながら農業を続けてきて、農業だけをみると7年間(2011年12月末)で約9000時間に達しています。
今年がいよいよ一万時間を越える年になるわけです。

一流と呼ばれるような仕事は出来ていないけど、なんとか一人前だと言えるような姿になってきているので、そういう意味では一般に言われている一万時間の法則もなるほど間違っていないのではないのかと思われます。
今年、法則のラインを越えて一流になれるのか。
乞うご期待!

反当たり発送数を知りたい方へ

最近ちょっと問い合わせがあったり見学があったりして、その方たちに伝えたことがあるんですが、野菜セットを販売するにあたって単位面積当たりで何件くらいのお客さんを持てるのか、という内容でした。
つまり、10アールの農地で毎週何件の野菜セットを発送できるのか、ということです。
こういうデータはあまり出回っていないと思いますが、僕が就農前にどこかで仕入れたのは
10アールで5軒の家族を養える
という情報でした。
言いかえれば
10アールの農地で毎週5件の野菜セットを発送できる
ということです。
データの出所が不明なので信頼性に欠けるのが問題ですが、実際にやってみた感じだと的外れなデータとは言い切れないようですね。
うちはかなり無理をしているので10アールで10件の発送をしていますが、これだと草を生やす余裕があまりないですし、ちょっと失敗が続くと野菜不足に陥るほどリスクが高いように感じます。
僕的には10アールで8件くらいが理想。
そこへ米や大豆、麦などの穀類を取り入れたり休耕地を設けて畑を休ませたりすると10アールで5件くらいになるかなという実感です。

100アール、つまり1ヘクタールの農地があれば毎週50セットくらいは出せるということになります。
毎週50セットということはざっくりと計算して年500万円以上の売り上げを出す可能性があるということです。
(2000円セット+送料500円) × 50セット/週 × 44週(10か月) = 550万円
もし営農計画など立てる予定がある方は参考にしてみてください。

一年の計は品種選びにあり

冬の楽しみと言えば。
みんなわかってると思いますが品種えらびです。
今年一年どんな野菜を育てようか、頭の中で妄想をふくらませながら選んでいく。
こんな品種があるけど、食べておいしいと言ってくれるだろうか。
こんな珍しい野菜があるけど、果たして受け入れてもらえるだろうか。
たんに自分が育ててみたい食べてみたいというエゴではなく、食べてくれる人たちのことを想像しながら品種を選んでいく作業は至福の時間です。
この妄想だけで茶碗3杯くらいのご飯は食べられますね。

松本自然農園はなんだかんだと8年目になるので、さすがに品種はある程度かたまってきています。
大きな変更はありません。
でも過去の反省を生かしながら、失敗したなぁと感じるものは切り捨てて新しい品種に挑戦したり、いつも好評な品種は相変わらず保守的に採用したり、理想の野菜セットになるように品種の選定を繰り返してきています。
今年も色々やってます。

品種の選び方には農家の個性が出るもんです。
ある種、生命線。
これを真似されると同じような野菜セットが出来てしまうのでインターネット上では公開していません。
選び方にはコツがあってたまに記事にはしてますが、
http://matsufarm.blog.shinobi.jp/Entry/911/
http://matsufarm.blog.shinobi.jp/Entry/239/
具体的に品種名を書くことはあんまりないです。
だって教えたくないですもん。

農繁期と農閑期

農業では年間を通すと労働のピークになるところが必ず出てきます。
稲作なら田植え時期と収穫時期。
野菜や果樹はたいてい収穫時期にピークが来ます。
ここ松平の特産「七草」なんて年末年始にものすごいピークがあります。

このピークという制約に対処する方法は主にみっつ。
1、ひとりでできる労働には限界があるので、ピークになるところに合わせて作付け量を制限する。
2、ピークのときにだけ雇用を増やして対応する。
3、年間通してピークをなるべくつくらないように品目を組み合わせる。
といったところでしょうか。

一般的に、多品目少量栽培は有機農業の特徴の一つと言われているので、労働のピークへの対応としては3番が主流だろうと思います。
うちもそうしています。
それでもやっぱり夏もしくは初秋にピークがくるし、冬は基本的に暇だし、なかなか労働時間は平らにはなりませんね。
なだらかな丘のようになればいいなぁなんて思うんですが。
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2010年がわかりやすかったのでグラフ化しましたが、12~4月(農閑期)と5~11月(農繁期)にはっきり分かれていますね。

これから4月末くらいまではあんまり忙しくないシーズン。
農閑期を堪能します。
もちろんやるべきことはやりますよ。
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■プロフィール
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松本 直之
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性別:
男性
自己紹介:
(財)自然農法国際研究開発センターにて研修後、新規就農。愛知県豊田市。無農薬・無化学肥料で50~60品目ほどの野菜をつくっています。
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